SAKE DIPLOMA1次試験の独学勉強方法
続いては、SAKE DIPLOMA1次試験の独学勉強方法についてです。
大まかにはこんな感じで勉強を進めていきました。
✍まずは戦略を立てる✍
6月初旬:ワインエキスパート/ソムリエの受験と同時に申し込みをしてみる。
☆ワインエキスパート試験と同様、受験申込開始は例年3月~7月までが出願期間となっていますので、こちらも6月に申し込むのはかなりギリギリです…
2020年度申込概要は下記から↓
2020年度 J.S.A. SAKE DIPLOMA認定試験│一般社団法人日本ソムリエ協会 (sommelier.jp)
6月下旬:実際に書店に行っての本探し、ブログでの勉強方法リサーチ。YouTube視聴。
→ワインエキスパート試験と同様に書店でも参考書が簡単に見つかると思っていたものの、SAKE DIPLOMA用の市販の参考書は0…!体験記などのブログもほとんど見つからず、W受験申込を後悔し始める。
私は辛口の日本酒が好き…くらいの知識しかなかったため、まずは日本酒好きの人くらいにはなった方がよいのでは…と思い、以下のYouTubeを見て日本酒の単語になれることから始めました。(勉強してから見ると、各工程のイメージが覚えられやすくてお勧めです)
ワインエキスパート試験と比較するとSAKE DIPLOMAは非常に試験範囲が狭く、教本自体の厚みも全然違います。が、浅く広く出題されるわけではなく、細かく徹底的に出題されるのがSAKE DIPLOMAの特徴となっています。
①受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き【お勧め度★★★★★】
受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き〈2020年度版〉 | 杉山 明日香 |本 | 通販 | Amazon
✍とにかくお勧めです!!教本をほとんど読むことがなくても、こちらの1冊さえあれば独学でも十分合格点が取れるまでにはカバー出来ます。地図帳がとても便利で、たくさん書き込みをしながらボロボロになるまで使い込みました。
✍難点としてはこちらの付属の地図が、試験に出題される教本の地図とは少し異なる仕様(分かり易くするため)となっているため、こちらの本を使って大まかな地名の配置を覚えた後、テスト直前には教本の地図を見返して本番のテストで出題される地図を覚えることをお勧めします。(私は、教本の地図を切り取って、こちらの参考書の地図帳に貼り付けを行ったりもしていました✂)
②ワイン受験ゴロ合わせ暗記法 2020【お勧め度★★★★☆】
ワイン受験ゴロ合わせ暗記法 2020 | 矢野 恒, 川上 美智子 |本 | 通販 | Amazon
✍ワインのようなおしゃれなものをダジャレで覚えるなんて…と勉強開始直後はかっこつけていましたが、背に腹は代えられません。自分でも年代や人の名前と地名を結びつけるために語呂合わせを考え始めたところで、こちらの本を即購入。
✍こじつけすぎて笑ってしまうものもたくさん登場しますが、こちらの語呂本を使って覚えたものも多数あります!単純暗記が苦手な方にはお勧めです。
③JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験対策 予想問題1500【お勧め度★★★★★】
JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験対策 予想問題1500 2019年度版: 目指せ一発合格! | 正巳, 植野 |本 | 通販 | Amazon
✍過去問と作者の予想問題集が教本の章に沿って掲載されています。試験直前はこちらの問題集しかやっていなかったといっても過言ではありません。
✍CBT試験(*1)は、絶対に出題者側が外して欲しくない基礎的な問題に加えて、ランダムにマニアックすぎる問題も多々出題されることがあります。そういった悪問は、参考書の教科書をしっかりと勉強しているだけではカバー出来なかったため、こちらの問題集で解いた悪問はしっかりと覚えるということを意識して臨みました。
*1:CBT試験
:ワインエキスパート/ソムリエ、SAKE DIPLOMA試験はCBT試験が採用されています。
[受験] CBTとは、何ですか? | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト (cbt-s.com)
6月中旬:勉強開始(平日も週末も1日2時間くらい)
①「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き」を1周音読する
②①が終わったところで焦る。(全然覚えられない)しかし自分でノートを作り直す時間も気力もないのでひたすら①の本を読みこむ。
③「JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験対策 予想問題1500」を解いてみるが、何回も読んでいる最初の章は解けるが、各国毎の章の問題がほとんど0点に驚愕する。
7月初旬:全然覚えられない→勉強方法を変える(1日3時間+週末6時間くらい)
①「JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験対策 予想問題1500」を0点でもよいので解いてみて、間違えたところについて「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き」を徹底的に読み込み、覚えられない単語を書いたり、語呂合わせを考える。
②自分で思いつく語呂合わせに限界が生じたので、買ったものの何だか恥ずかしくて使っていなかった「ワイン受験ゴロ合わせ暗記法 2020」を購入し、暗記を続ける。
8月初旬:ネットで拾った過去問に挑戦し、試験本番を迎える。
(出社前に会社近くのカフェで1時間ほど勉強時間も追加し、週末知人と遊びに行くこともキャンセルして週末は1日10時間くらい)
当たり前のことかもしれませんが、問題を解く→参考書を読んで知識を補完するという基礎的なサイクルが、このワインエキスパート試験にも非常に有効です!
ぜひ、皆さんも問題集→参考書(や教本)というサイクルで知識を地道に定着させて下さい🐶
また、ワイン好きの方が当然この試験を受験していると思いますが、テイスティングの勉強を始めてお酒を飲んでしまうと、私は集中力がなくなってしまい難しかったので、テイスティングの勉強は1次試験合格後にしようと思い、この時点ではワインを全く飲んでいませんでした…
続いて、SAKE DIPLOMA1次試験の独学勉強方法についてです!